もぐもぐと独逸

ならでは食と独逸物語。

チーズでないチーズ?レバーケーゼ Leberkäse(レバーチーズ)の正体を知る

ドイツのレストランで肉を頼むと、ボリューム満点でおなかがすぐにいっぱいになる。日本に野菜たっぷりランチなんてあるけれど、ドイツでは野菜は皿にちょっぴり添えられているだけだったり、皆無であったりすることも多い。よく添えてあるじゃがいもは、ド…

今宵のお茶 ―ルイボス・アプフェルストゥルーデル ROOIBOS APFELSTRUDEL

ちかごろ寝室が埃っぽい。 これまで朝には窓を全開してマットレスや布団をはたいていたのに、毎朝のルーティーンリストから忽然と消えたのは、冷たい雨が続いているからではない。(寒がりの私には恐ろしいけれど、雨が降ろうと、真冬だろうと、ドイツでは空…

008 うどんを打つ男

ある日曜日のことである。朝目を覚ますと、キッチンから、どおんどおんと音が聞こえる。 つい30分前には、小さな愛息コナツを挟んで、相方のナツさんが寝ているのを、薄目で確認したばかりだ。それが、今はいない。 コナツを真ん中にベッドで川の字に寝てい…

ギリシア料理だとビフテキがチーズハンバーグだった話

日本ではUber Eatsが流行っているけれど、ドイツではhttp://Lieferandoというサービスがあってコロナ渦でよく使うようになった。 注文しようといろいろ見ていたら、ギリシャ料理のメニューに"Bifteki"、カタカナ書きすると「ビフテキ」を発見。これって日本…

007 ポルトガル美食記 before corona ー七月のロカ岬と鱈のグラタン

風が強く吹いていた。私たちは今バスの二階席にいる。 旅も終わりに近づいていた。明日朝には空港に向かうので、ポルトガルを楽しめるのは今日までだった。せっかくこの国に来たのだからユーラシア大陸最西端の岬、ロカ岬には行かねばと、バスに乗り込んでい…

春の宝石! 農家直売の巨大ホワイトアスパラ

心躍るもの。それは道沿いにあるスタンドで、農家の人から直接買う春のホワイトアスパラである。白く輝く春の宝石。 夫氏は、4月に入るとそわそわしだした。畑の広がる田舎に住んでいるということは、直売所で買えるということであり、それは春の何よりの贅…

006 ポルトガル美食記 before coronaーカスカイスの地元食堂

ナツさんは美味しい店を探しあてるのがうまい。リスボンを離れてカスカイスに来たときもそうだった。 「観光地化した町ではさ、だいたい街の中心部から外れたところに旨い店があるんだ。そういうところに地元の人たちが通うんだから。」 と、熱っぽく語った…