もぐもぐと独逸

ならでは食と独逸物語。

パリサク軽うま! ドイツ的薄ピザ、フラムクーヘンFlammkuchenを食べる

f:id:vitamin18:20190603001232j:image

薄くてパリッと香ばしく、サクッと軽く、ビールによく合う、ビールでなくてもよく合うフラムクーヘンは、ドイツでファンが多い薄いピザ。 

 

f:id:vitamin18:20190603001522j:image

この薄さ。窯で焼いたときにできる香ばしく焦げたふくらみがパリパリ感を作っている。

 

生地の上にふわっとかかっているのはサワークリームで、生クリームじゃない。サワークリームというのがミソだと思う。ほのかに酸っぱくて、プリングルスのサワークリーム味にも似ていて、忘れられない味を演出する。

 

具材はベーコン、玉ねぎ、じゃがいもがお約束。写真のは、パセリも散らしてある。軽い生地に濃厚なクリームと具が乗っかって、噛めばサクッと小気味のいい音がする。クリームが舌でとろけると心もとろけて、ふわっと満たされていく。

 

もともとはアルザス地方の発祥らしいけれど*1、今はリンゴやシナモンを乗せたバージョンもあるし、マッシュルームを乗せたものも見たことがある。

 

フラムクーヘンはドイツの国民的な食べ物で、週末のマルクト(市場)やクリスマスマルクトでも屋台がよく出ている。コロナでレストランの店内に座れなくなっても、店先で売ることが許されていた時期には、みんなこのフラムクーヘンを買って頬ばっていた。店によって微妙に味に違いがあって、食べ比べるのもいい。ドイツはジャガイモと肉のイメージしかないと言われるけれど、ポテト以外にも、こんなに素敵なメニューがあるのだ。春も夏も秋も冬も、この風味と食感に誘われて、ついつい食べたくなる。木製の板に乗っけて出てくるとお洒落だし、友達とシェアして食べるのも楽しい。(もっとも、ドイツの人たちは、自分の分を要る分だけ買って食べるみたいだけれども)

 

いつもならクリスマスマーケットで賑わうこの時期も、コロナで中止となって、雪のなかフラムクーヘンと甘いグリューワインを味わうこともなくなってしまった。年中食べれるものだけど、やっぱりクリスマスマーケットで飲み食いするというのは、特別感が違う。

 

f:id:vitamin18:20200110233625j:plain

 

でも! 諦めるのはまだ早い。日本のドイツ大使館が公式クックパッドにレシピ公開している。「う、ふ、ふ」と笑みが漏れる。これぞ! 家庭用フラムクーヘン!!